こんにちは、
会話コンサルタントの木多崇将です。

さて、会話において
「褒める」ことは有効です。

私はあまり教材でも、
メールでも「褒めなさい」と言わないので

「木多さんは褒めることを
重要だと思っていないのですか?」

と聞かれたことがあるのですが、
不必要だと思っているわけではなく
重要だと思っています。

しかし、私が「普段会話の中で
バンバン人を褒めているのか?」
と聞かれると答えは「ノー」です。

なぜなら、これは個人的な思い込みも
あるかもしれませんが、そもそも日本人は
褒められることを苦手としていると
思うからです。

つまり、褒められても

「確かにうれしいけど反応に困る・・・」

という人が多いので、そして、
それが必ずしも会話が盛り上がることに
つながらない場合も多いので、
頻繁に人を褒めるようなことはしません。

(褒める以外に有効な会話法が
たくさんあるのも理由の1つです)

褒めるのが本当に有効なのは
アメリカやヨーロッパなのでは
ないでしょうか?

そもそも日本で広まっている
コミュニケーション上達法(NLPなど)は、
アメリカが発祥なので、あながち
間違いではないように思います。

しかし、私は褒めるのと、
同様の効果がある、

『日本人専用の褒め方』

を多様しています。

この方法の良いところは、
褒める方も、褒められる方も、
照れくささを感じることがないことです。

あなたも普段人を褒めた後、

「うわ、なんか人を
褒めている自分が気持ちわるっ!」

という感覚にならないでしょうか?

人を褒めると、自分で自分が
照れくさくなるのが嫌だから褒めないと
いうのがあるのではないでしょうか?

しかし、この『日本人専用の褒め方』は
照れくささを感じることも、
感じさせることもありません。

ごくごく、自然に会話の中に
組み込むことができ、
それでいて、褒めるのと同様に、
相手を気分良くさせることができます。

では、その『日本人専用の褒め方』
とは一体どんな方法なのか?

それは

・・・・・

・・・・・

『気づく』

です。

説明しましょう。

例えば、普段地味な色しか着ていない
会社の同僚の女性が真っ赤な
カーディガンを着ていた。

そうしたら、

「赤いカーディガンいいですね!
似合いますね!」

なんて、褒めなくていいのです。

気づいてこんな風に
言ってあげればいいのです。

「赤いカーディガン珍しいですね?」

気づいて、それを伝えているだけです。

褒めている訳ではありません。

しかし、これで褒めるのと
同様な効果あるのです。

逆の立場になって考えて欲しいのですが、
例えば、あなたが新しい靴を履いていて
それを気づいてくれたらうれしいですよね?

もちろん、褒められた方が
よりうれしいとは思いますが
気づかれただけでもうれしいと
感じると思いませんか?

「気づいてくれたってことは
ダサくないってことだな?
カッコイイってことだよね?」

と過大解釈してしまうと思います。

そして、これはやってみると
わかると思いますが、
お互い照れくささを感じません。

褒めているのではなく、
気づいているだけだからです。

「赤いカーディガンいいですね!
似合いますね!」

と褒められた場合は反応に困りますが

「赤いカーディガン珍しいですね?」

と言われたら、

「そう珍しいでしょ?」

と返すのが簡単なので
変な空気にならないのです。

とても有効な方法だと思います。

だから、あなたも、
今日から周りの人を
よく見て気づけるようにしてください。

余談ですが、私たちは普段、
大半の時間「自分のこと」を考えています。

そして、「自分のこと」を考えすぎた結果、
「相手のこと」を考えられなくなって
いることがコミュニケーションが
うまくいかない原因の1つのなっています。

あなたは、今日の会社の同僚や
学校の友達の服装を
どのくらいはっきり覚えていますか?

結構、うろ覚えなのではないでしょうか?

ぜひ、今日から意識して、
周りの人を見るようにしてください。

「どんな服装で、どんな髪型で、
どんなアクセサリーをつけているのか?」

をよく観察してください。

表面的でかまいません。

表面的なところも見ていないのに、
内面など見えるはずがないからです。

少しでも自分のことを考える時間を減らし、
相手のことを考える時間を増やすことが
コミュニケーション能力向上に
つながるのです。

余談でした。

要するに、褒めるのが苦手な人は、
褒めるのではなく、
気づくようにしてください。

「あれ?髪型変えました?」

「その時計買ったんですか?」

「少し痩せたみたいですね?」

気づいて、それを相手に伝えれば、
気分良くすることができます。

それでは、また。

ps

次回は

「既に話している人たちの
中に自然に入っていける方法」

という話をしたいと思います。

お楽しみに。